• sp_tel.png
  • 予約フォームはこちらから
ホワイトニングはWeb予約ではなく、
直接お電話ください。

2016.12.12更新

こんにちは。
岡山県倉敷市で開業している「わたなべ歯科医院」、院長の渡辺駿二です。
12月になって、何となくせわしなく忙しい時期になりました。
ビジネスパーソンの皆様は、年末が近づくにつれ、毎日大変になっていかれると思います。
12月後半は仕事とイベントごとで、予定がぎっしりという方も多いと思います。

わたなべ歯科医院では年末に入る前に、歯科定期検診をおすすめしております。
その理由は、この忙しくなる年末に、突然虫歯の痛みが襲ってくる患者様がたくさんいるためです。
それじゃなくても忙しい年末に、歯科医院へ行かなければとなれば大事です。
12月前半の今の時期に、歯科定期検診を受けて虫歯や歯周病の確認をしておきましょう。

もちろん一緒にPMTCをおすすめしております。
PMTCをしておくことで、虫歯や歯周病予防になります。
プロのクリーニングで健康な歯をキープしていきましょう。

わたなべ歯科医院ではお忙しい方も通院しやすいように、平日(木曜日を除く)は19時まで診療しております。
ぜひ、ご来院ください。

投稿者: わたなべ歯科医院

2016.12.05更新

こんにちは。
岡山県倉敷市で開業している「わたなべ歯科医院」、院長の渡辺駿二です。

皆様、歯医者さんって世の中にたくさんあるなと思いませんか?
その感覚、間違っていません。
歯医者さんは巷に溢れかえっています。
もちろん歯科診療所も、たくさんございます。

数字で見ると、分かりやすいかもしれませんが、厚生労働省が発表している医療施設動態調査の結果では、平成27年の歯科診療所数は日本全国で68737施設とのこと。
ちなみに、一般診療所(つまり内科や整形外科などですね)の数となると100995 施設。
これを見ると分かると思いますが、「歯科」だけで、68737施設はかなり多いです。

さて、ここまでのお話をなぜさせていただいたのかと申しますと、ここまで歯医者さんが多いと、正直「どこに通院すればよいのか?」と悩みませんか?

ここで私は強く申し上げたいのが、まずは歯科医師の実績。
腕と症例数を有している歯科医師が必ずいる歯医者さんでないと、しっかりとした治療は難しいものです。
ただ、これだけでしたらたくさんの歯医者さんが手を挙げると思います。

そこでもう一つ、チェックしていただきたいのが歯科衛生士の実績です。
歯医者さんでおこなう行為は、歯科医師だけでなく歯科衛生士が関わるものが多く、その実績と腕はとても重要です。
つまり歯科衛生士のスキルと実力も、歯医者さん選びには重要な要となります。

わたなべ歯科医院はそのどちらも完璧です!
安心してご通院いただけます。

投稿者: わたなべ歯科医院

2016.11.30更新

こんにちは。
岡山県倉敷市で開業している「わたなべ歯科医院」、院長の渡辺駿二です。

前回の続きで、インプラントを植えるとき、顎の骨が薄い場合はどうするかというお話をします。

方法としては、スプリットクレストという術式があります。これは簡単にいうと薄い骨を2枚にし、その間にインプラントを植えるという方法です。ではどうやって2枚にするのか?

それは骨ノミといって、大工さんが使うノミの刃の部分をもっと薄くしたものを使います。それとハンマーを用いて薄い骨を2枚にしていきます。ノミとハンマーを使って骨を割っていくので、患者様には結構ガンガンと響きます。それを我慢していただかないといけないのがデメリットでしょうか。

2枚にすることは、それほど造作のないことなのですが、完全に2枚にしてしまうと血流がなくなってしまう為、最後の部分は完全に割らず、繋げておきます。そこがポイントとなる非常にテクニックのいる手技になります。安易に行うと、完全に割ってしまい血流がなくなり、良い結果が得られません。その為、術者をきちんと選ぶことが肝要となります。

又、その割ったところにインプラントを植え、空いた隙間には人工の骨や自分の骨を入れ、骨がしっかりするのを待ちます。

骨がしっかりとインプラントを固定するには、通常の方法よりは時間がかかりますが、どうしても骨がなく、そのままではインプラントを植えることが難しい場合、このような方法をとって骨を作りつつインプラントがしっかりと固定するのを待ちます。

 

投稿者: わたなべ歯科医院

2016.11.25更新

こんにちは。
岡山県倉敷市で開業している「わたなべ歯科医院」、院長の渡辺駿二です。

今日もインプラントについてお話します。

以前に、上顎洞までの骨がない場合どのようにインプラントを植えるかというお話をしました。今回は、骨の厚みがない場合(幅がない場合)についてお話しします。

インプラントは、メーカーによりますが、だいたい直径が3.5mm以上あります(それより多少細いものもあります)。前歯で3.5mm 臼歯では直径4.5 〜5.0mmのものを多用します。その為、骨は少なくとも厚みが5.5mm以上必要となります。

歯を失うと歯があった部分の骨が痩せて、顎の骨の先の部分の厚みがなくなり、もっと下方部分に厚みがあるということになります。上顎でいうと鼻に近い部分は厚みがあり、歯肉(歯茎)の先(頂点)に近い部分は薄くなる、下顎で言えば、顎の下縁の方は厚いが先は薄いといった感じになります。

多少薄い、足らないという場合は、人工の骨を移植するということで対応できますが、顎が薄く人工の骨では覆いきれない場合は、他の方法が必要となってきます。

その方法は非常にデリケートなテクニックを必要とします。大学ではその方法について理論的なことは教えてもらいますが、前々回にお話ししましたサイナスリフト同様、経験がものを言います。

続きは次回。

投稿者: わたなべ歯科医院

2016.11.18更新

こんにちは。
岡山県倉敷市で開業している「わたなべ歯科医院」、院長の渡辺駿二です。

今日は器具についてお話しします。

歯を削るのはタービンという名で呼ばれる切削器具です。およそ50万回転で回転しその先にダイアモンドがついたバーをつけ歯を削ります。
そのバーが歯を削るときには、摩擦により高熱を発する為、バーに水をかけ冷やします。冷やさないと歯が火傷するからです。

そのタービンで歯を削ると、水と一緒に削った歯や、虫歯にいる細菌が口から空中に飛んでいきます。つまり、歯の削りカス(細菌)が空中に舞うのです。それを吸引すると様々な病原菌に感染する可能性があるので、一日中そこにいる医療従事者はもちろんのこと、患者様に感染する可能性もあります。現時点の段階でそのような報告は発表されてはいませんが、それは院内感染対策を各医院がしっかりと行っているからとも考えられます。

現在は、口の中の水を吸うバキュームと口の下から飛んでゆく削りカスや菌を吸引する口腔外バキュームの二つを行うのが主流です。

当院でも口腔外バキュームを使用しています。何よりも、患者様に、安心して、より安全な治療を受けていただく為に、我々医療従事者はできる限り患者様を守ることに努めております。

投稿者: わたなべ歯科医院

2016.11.17更新

こんにちは。
岡山県倉敷市で開業している「わたなべ歯科医院」、院長の渡辺駿二です。

前回に引き続き、上顎の骨を作る方法です。では、ソケットリフトについて説明します。

ソケットリフトとはサイナスリフトと違い、横から穴を開けて上顎洞を埋めるのではなく、上顎洞の下から上顎洞にアプローチします。歯の生えていたところから穴を開け、上顎洞にアプローチし、そこに人工骨などを入れ、骨を作る方法です。

この方法では、同時にインプラントを入れることができるので、サイナスリフトよりも早く噛めるようになります。ただし、このソケットリフトはもともと自分の骨が厚みで5mm以上ないとできません。

この方法はある意味、手の感覚が全てです。歯の神経を抜く処置も、今、針先がどこにあるのか、ソケットリフトも同様、今インプラントの先がどこにあるのか手探りのように、細かな経験と知識で情報を補うことが必要となってきます。その為、術者は指先の感覚を研ぎ澄まして行うスキルが必要で、患者様もきちんと術者を選ばなくてはいけません。

以前からお話していますように、よく話を聞いてくれ、気持ちを理解してくれ正しい方法をアドバイスしてくれる、そんな歯医者さんを見つけることが肝要だと考えます。

投稿者: わたなべ歯科医院

2016.11.14更新

こんにちは。
岡山県倉敷市で開業している「わたなべ歯科医院」、院長の渡辺駿二です。

今日は、インプラントを植えるときに骨が足りなかったらどうするかという方法についてお話ししていきます。

上顎には、歯の生えている部分のすぐ上に上顎洞という空洞が空いていると以前お話ししましたね。したがって、骨が薄い場合は、すぐ上顎洞に到達してしまう為、その上顎洞を何とかしなくてはいけません。今回はその空洞をどうするかというお話です。

やり方には2通りあります。サイナスリフトとソケットリフトです。

サイナスリフトは、骨の厚みが(上顎洞までの長さが)5mm以下のときに用いられます。また、複数のインプラントを植えるときによく用いられる方法です。最大の利点は、横からアプローチするので、人工の骨を使って上顎洞を埋めてしまうことも可能です。また、上顎洞を完全に埋めてしまっても問題はありません。

欠点は、もともとある自分の骨が薄い時、一緒にインプラントを埋める事ができない場合があるので治療期間が長くなることがあります。

インプラントを維持できる程度の骨がある場合は、サイナスリフトとインプラントの植立を一度にする場合もあります。その場合の治療期間は上部構造を入れ、噛めるようになるまで、およそ6ヶ月強となります。もちろんその間、足しげく通う必要はありません。

逆に、インプラントを維持する骨がなく、骨ができるのを待ち、それからインプラントを植える場合は1年ほどかかります。

時間を要しますが、その分、長い目で見ればメリットの方が大きいので、この方法は意義のあるやり方と言えます。

続きは次回に。

投稿者: わたなべ歯科医院

2016.10.27更新

こんにちは。
岡山県倉敷市で開業している「わたなべ歯科医院」、院長の渡辺駿二です。

今回は、インプラント治療の「期間」についてお話します。

インプラントは基本的に骨と結合するのに時間がかかります。上顎で6ヶ月、下顎で3ヶ月です。 もちろん使う材料によってはもっと早く結合する場合もありますが、通常はこの期間が必要です。

上顎の骨は、木工用のバルサ材のような柔らかさなので、上と下では、インプラントと骨が結合するのに必要な時間も異なってくるのです。

しかし、その間、ものを食べずに生活をすることは不可能なので、取り外し式の入れ歯を使用する場合があります。自分の歯でかむことができず、しばらくは不便でしょうが、しっかりと結合すれば自分の歯のように噛めるようになりますので、「その先」のことを考えてここは我慢してください。

次回からはインプラントをしっかり骨と結合させる手術方法について解説します。

投稿者: わたなべ歯科医院

2016.10.25更新

こんにちは。
岡山県倉敷市で開業している「わたなべ歯科医院」、院長の渡辺駿二です。

前回まで、骨をどう移植するかという話をしてきましたが、今回は、自分の骨がどの程度あるのかを調べる方法の一つ「歯科用CT」についてのお話です。

近年、どこの歯科医院にもCTというものが導入されてきています。
おそらく世界中でこれほどCTが導入されている国はないのではないか、と思うほど日本はCT大国です。もちろんCTがあると他の検査ではわからないことがわかるので、メリットはたくさんあります。例えば歯の根っこがどうなっているのか。いくつあるのか、曲がっているのか、真っ直ぐなのか……平面のレントゲン撮影ではわからない情報を得られることは非常に有用です。

しかし、CTもレントゲンの一種の為、放射線を浴びるということには変わりはありません。そのため、ケースをちゃんと選ばないと必要以上に放射線を浴びてしまいます。当院では必要な時にだけCTでの撮影を行いますので、何か疑問点がありましたら、お尋ねください。

インプラントを入れる場合は骨がどうなっているのかを調べないと植えることができないので、その場合は必ずCTを取る必要があります。撮影後、植えようとする部位にどの程度骨があるのか、厚みはどうか、長さは十分かということをチェックし、治療方針を決めていきます。検査の結果骨が足りない場合にも治療法はありますのでご安心ください。

次回は、インプラント治療の「その後」についてお話します。

投稿者: わたなべ歯科医院

2016.10.21更新

こんにちは。
岡山県倉敷市で開業している「わたなべ歯科医院」、院長の渡辺駿二です。

今回は、自分の抜いた歯を移植材として利用する比較的新しい方法について説明します。

この方法を行うには、自分の抜く予定がある歯が存在するということが前提となります。そのため、すでに抜く予定の歯がない方は対象外となります。その場合、前回、前々回に説明した方法をとる必要があります。

さて、歯が骨になるの?という疑問があるかと思いますが、心配ありません。もともと歯と骨は硬いという点も似ていますが、材質的にも非常によく似ています。その点について着目した新しい方法です。

歴史はまだ浅いですが、利点は、自分の歯科医院から企業に送って、骨に似た形・構造のものに変え送り返してもらい、その後、インプラントの手術に使うことができる点、また、自分のものですから感染や拒否反応が起こらないということです。さらに、一度形を変えてしまえば、5年間室温での保存が可能であるということです。

あえて欠点を言えば、量に限界があるということでしょうか?下顎の前歯であれば、0.2cc程度、奥歯の大臼歯であれば1cc程度となります。少量の骨移植であれば問題はありませんが、大きな空洞(上顎洞)を埋めるとなるとたくさんの歯が必要となり、現実それは不可能なため、人工骨と混ぜるということになります。

とはいえ、量が足らないという問題より、自分の不要になった歯を使うということは、非常に利点が大きく、量が少ないという欠点を大きく上回ります。

この方法は当院で行っていますが、どこでもできるものではありませんので、ぜひ一度ご相談ください。

投稿者: わたなべ歯科医院

前へ 前へ