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2016.10.27更新

こんにちは。
岡山県倉敷市で開業している「わたなべ歯科医院」、院長の渡辺駿二です。

今回は、インプラント治療の「期間」についてお話します。

インプラントは基本的に骨と結合するのに時間がかかります。上顎で6ヶ月、下顎で3ヶ月です。 もちろん使う材料によってはもっと早く結合する場合もありますが、通常はこの期間が必要です。

上顎の骨は、木工用のバルサ材のような柔らかさなので、上と下では、インプラントと骨が結合するのに必要な時間も異なってくるのです。

しかし、その間、ものを食べずに生活をすることは不可能なので、取り外し式の入れ歯を使用する場合があります。自分の歯でかむことができず、しばらくは不便でしょうが、しっかりと結合すれば自分の歯のように噛めるようになりますので、「その先」のことを考えてここは我慢してください。

次回からはインプラントをしっかり骨と結合させる手術方法について解説します。

投稿者: わたなべ歯科医院

2016.10.25更新

こんにちは。
岡山県倉敷市で開業している「わたなべ歯科医院」、院長の渡辺駿二です。

前回まで、骨をどう移植するかという話をしてきましたが、今回は、自分の骨がどの程度あるのかを調べる方法の一つ「歯科用CT」についてのお話です。

近年、どこの歯科医院にもCTというものが導入されてきています。
おそらく世界中でこれほどCTが導入されている国はないのではないか、と思うほど日本はCT大国です。もちろんCTがあると他の検査ではわからないことがわかるので、メリットはたくさんあります。例えば歯の根っこがどうなっているのか。いくつあるのか、曲がっているのか、真っ直ぐなのか……平面のレントゲン撮影ではわからない情報を得られることは非常に有用です。

しかし、CTもレントゲンの一種の為、放射線を浴びるということには変わりはありません。そのため、ケースをちゃんと選ばないと必要以上に放射線を浴びてしまいます。当院では必要な時にだけCTでの撮影を行いますので、何か疑問点がありましたら、お尋ねください。

インプラントを入れる場合は骨がどうなっているのかを調べないと植えることができないので、その場合は必ずCTを取る必要があります。撮影後、植えようとする部位にどの程度骨があるのか、厚みはどうか、長さは十分かということをチェックし、治療方針を決めていきます。検査の結果骨が足りない場合にも治療法はありますのでご安心ください。

次回は、インプラント治療の「その後」についてお話します。

投稿者: わたなべ歯科医院

2016.10.21更新

こんにちは。
岡山県倉敷市で開業している「わたなべ歯科医院」、院長の渡辺駿二です。

今回は、自分の抜いた歯を移植材として利用する比較的新しい方法について説明します。

この方法を行うには、自分の抜く予定がある歯が存在するということが前提となります。そのため、すでに抜く予定の歯がない方は対象外となります。その場合、前回、前々回に説明した方法をとる必要があります。

さて、歯が骨になるの?という疑問があるかと思いますが、心配ありません。もともと歯と骨は硬いという点も似ていますが、材質的にも非常によく似ています。その点について着目した新しい方法です。

歴史はまだ浅いですが、利点は、自分の歯科医院から企業に送って、骨に似た形・構造のものに変え送り返してもらい、その後、インプラントの手術に使うことができる点、また、自分のものですから感染や拒否反応が起こらないということです。さらに、一度形を変えてしまえば、5年間室温での保存が可能であるということです。

あえて欠点を言えば、量に限界があるということでしょうか?下顎の前歯であれば、0.2cc程度、奥歯の大臼歯であれば1cc程度となります。少量の骨移植であれば問題はありませんが、大きな空洞(上顎洞)を埋めるとなるとたくさんの歯が必要となり、現実それは不可能なため、人工骨と混ぜるということになります。

とはいえ、量が足らないという問題より、自分の不要になった歯を使うということは、非常に利点が大きく、量が少ないという欠点を大きく上回ります。

この方法は当院で行っていますが、どこでもできるものではありませんので、ぜひ一度ご相談ください。

投稿者: わたなべ歯科医院

2016.10.17更新

こんにちは。
岡山県倉敷市で開業している「わたなべ歯科医院」、院長の渡辺駿二です。

今回は、人工の骨を使って顎を太くする方法です。

人工の骨と言っても、いろいろありますが、人工の骨(カルシウム・ハイドロキシアパタイト)を用いた方法についての利点を説明します。

1. 人工の骨である為、それによって何かの病気に感染するということがない
2. いくらでも用意することができる
3. 最終的に自分の骨に置き換えることができる

例えば以前にお話しした上顎洞という空洞をこの人工骨で埋めてしまうことも可能です。感染しないうえ、いくらでも用意できる非常に便利な材料です。

ただし、以下のような欠点もあります。

1. 骨が吸収されてなくなってしまい、自分の骨に置き換わらないことがある(100%自分の骨に置き換わる保証がない)
2. 小さな顆粒でできている為、どのような形にもなるが、逆に形がない分、この材料だけでは形を作るということができない
(何かを形作らなければいけない場合、鋳型のような「膜」が必要となってくる)

つまり単独で使用する場合は、少し骨が足らない(容積としては2〜3mm3)というような時で、大きな欠損の場合は、他に「膜」を必要とすることがしばしばあります。

次回は、自分の抜歯した歯を移植材料にするという比較的新しい方法をお話しします。

投稿者: わたなべ歯科医院

2016.10.12更新

こんにちは。
岡山県倉敷市で開業している「わたなべ歯科医院」、院長の渡辺駿二です。

先月の続きです。

インプラントを植えられる丈夫な骨を得る方法は? インプラントが十分植えられるだけの骨があればいいのですが、歯がグラグラしている場合などは、それを期待できません。ではどうやって無くなった骨を取り戻すのでしょうか。

残念ながら骨を太く強くするような薬などの方法は存在しないため、違う場所から骨をもらってくる・または「作る」必要があります。従って、以下の下記の方法から選択することになります。

1 自分の骨を利用して顎の骨を太く厚くする方法
2 人工の骨を利用し顎の骨を太く厚くする方法
3 自分のグラグラになった歯を利用し骨を太く厚くする方法

まず、1番の自分の骨を利用する方法ですが、インプラントを植えようとした場合、まず自分の骨を持ってくることが一番無難です。異物反応がないからです。

例えば、下の顎の骨にインプラントを植えようとする時、ちょっと足りないくらいであれば、同じ下顎の骨の一部をもらってくる、または上顎からもらってくるという方法があります。それでも足りないのであれば、膝下5センチくらいのところ(脛骨)からもらってくるという方法もあります。もっと足りない場合は、腰の骨(腸骨)からももらうこともできます。ただし腰の骨をもらう場合は、外来診療では危険ですから、入院が必要となります。

自分の骨は、移植しても免疫反応がない為、一番いい方法ですが、場合によっては入院治療が必要となり、口の中以外に、傷をつけないといけないので治療法としては敬遠されがちです。

2・3に関しては次回以降で説明いたします。

投稿者: わたなべ歯科医院